私たちにとってもっとも身近なペット、ネコ。最近では犬を抜いて、ペットとしていちばん多く飼われている動物でもあるネコですが、意外と知られていないことも多いよう。そこで今回は、そんなネコのあまり知られていない生態をいくつかご紹介しちゃいます！
对于我们来说最亲密无间的宠物，猫咪。最近除了狗狗，宠物界中最多人饲养的动物——猫，人们意外地并不了解的地方还很多。所以这次，就给大家科普几个那些我们还不知道的猫的生态知识吧。
■ネコは魚が好きじゃない!?
■猫不喜欢吃鱼！？
「ネコは魚が好き」というのは周知の事実のように思われていますが、実はネコは肉食で、本来はネズミやウサギを食べる生きものなので、魚はあまり食べないんだとか。それどころか、サンマやイワシなどの青魚だけを食べ続けると、黄色脂肪症という病気になって死んでしまうこともあるそう。どうやら「ネコは魚が好き」というのは日本特有の認識のようです。
“猫喜欢吃鱼”被认为是众所周知的事实，但事实上猫作为肉食动物，本来是以老鼠和兔子为生的，并不怎么吃鱼。一旦连续食用秋刀鱼、沙丁鱼等青鱼的话，会引发一种名为黄色脂肪症的病，甚至有死亡的危险。不管怎么说，“猫喜欢吃鱼”的说法好像已经成为日本特有的认识了。
其实在中国也是这样的。
■ネコは甘さを感じない!?
■猫不能感知甜度！？
ネコは家畜化される前からずっと肉食。かつての主食であった獲物の生肉には糖分はほとんど含まれていません。したがって糖分の甘味を感じることが必要なかったため、ネコの舌は甘味を感じる細胞が退化しているんだそう。そんなワケでネコは糖分の甘味を感じないのです。甘さがわからないなんて、ちょっとかわいそうな気もしますね。
猫在成为家畜驯养之前一直都是食肉的。以前作为猫的主食——猎物的生肉基本不含糖分。因此一直以来没有感受糖分甜味的必要，猫的舌头感知甜味的细胞也因此退化了。所以猫就不能感知甜度了。不知道甜是啥感觉，让人怜惜啊。
■ネコが温度を感じるのは舌ではなく鼻
■猫不是用舌头感知温度，而是用鼻子
「猫舌」という言葉がありますが、なんとネコが本当に温度を感じているのは舌ではなく鼻。ネコの鼻は温度計の役割もしていて、鼻で吸い込んだ空気の温度を測ることによって、0.5℃の違いも識別できるそう。ちなみにネコの鼻は、2つの鼻孔に届く臭いのわずかな時間差から物との距離を測ることもできるんだとか。ネコの鼻ってスゴイ！
虽然有“猫舌”这样的词，但猫真正感受温度竟然是用鼻子，而不是舌头。猫的鼻子承担着温度计的角色，根据鼻子吸入的空气进行测温，似乎连0.5℃的温差都能识别出。顺带一提，猫的鼻子能通过传入两个鼻孔的臭味，在细微的时间差中计算出与物体间的距离。猫的鼻子实在是太神奇了！
■ネコの睡眠時間は1日14～20時間！
■猫的睡眠时间：一天14~20小时！
ネコの語源は「寝る子」だと言われているほどよく寝るネコ。ネコの睡眠時間は1日平均14時間（子ネコだと20時間）。1日の大半を寝てすごしているネコは、一生のうち約2/3は眠ってすごしていることに。元々は狩りをして食べ物を獲っていたネコは、狩り以外の時間はできるだけエネルギーをムダに使わない習性があるため、こんなに寝るんだそう。
猫的词源是“寝る子”（ねるこ），猫就是如此喜爱睡觉。猫的睡眠时间一天平均14小时（小猫的话20小时）。一天大半的时间都在睡眠中度过，一生中大概有2/3时间是在睡眠中度日的。原本依靠捕获猎物为生的猫，在捕猎以外的时间为了不消耗体力，尽量积攒能量而养成了这种嗜睡习性。
■ネコには赤い色が見えていない!?
■猫看不见红色！？
光の三原色（赤?青?緑）のうち、ネコが認識できるのは青と緑。ネコの色を感じる細胞（錐状体細胞）の数はヒトの5分の1で、赤を感じる細胞が欠けていると考えられています。したがって、ネコは青と緑の光の組み合わせによってできる狭い範囲の色しかとらえられず、それ以外の色は、グレーや黒っぽく見えているんだとか。
光的三原色（红?绿?蓝）中，猫只能辨识绿和蓝。猫感知色彩的细胞（锥状体细胞）的数量是人类的五分之一，被认为是缺少了感知红色的细胞。因而，猫只能在绿和蓝的颜色组合得狭窄范围内进行分辨，除此之外的颜色，能看见像灰色、近似黑色的一类颜色。
いかがでしたか？一緒に生活していると、ついつい人間と同じような感じ方をしているように思ってしまいますが、実は人間とネコでは見えている世界や感じ方がかなり違っていることがわかります。違いを理解した上で、お互い気持ちよく生活していきたいものですね。
感觉如何？和猫共同生活后，逐渐认为猫和人是一样的生活方式，但实际上人类和猫所看到的世界、感知的方式都有着天壤之别。在理解了差异之后，一起和睦地生活下去吧。
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